八幡平と西根の温泉
 八幡平と西根
 岩手山噴火予知連絡会によって、近隣各戸に防災ハザードマップが配付さ れています。盛岡のうちでももらっちゃった。。。喜んでいる場合だろうか。。 岩手山の水蒸気噴火では、史上最大規模になるという。。。  現在は火山性の地震もほとんどなく、登山もできます。 1998年9月3日午後4時58分の地震は、火山性ではなく、活断層が原因だそうです。
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八幡平頂上付近

◎硫黄泉

●藤七温泉 彩雲荘  場 所:松尾村寄木北の又  連絡先:090-1495-0950(衛星電話らしい)、冬期0186-33-2011(姫の湯ホテル)  泉 質:単純硫黄温泉らしいが、温泉成分表は見つけられなかった。      お湯の管と水の管が浴室隅の升に入り、とにかくどばどば。聞けば、湯量      はわからないらしい。循環湯はどうしても考えられない流し湯。飲泉可。  内 容:内風呂は、男女別各1(東側)、混浴1(西側)。      露天風呂は、東側の男女別内風呂に続く各1。西の混浴内風呂に続く1、      そして熱い地面に掘った混浴1(下記参照)。  料 金:大人500円、小人300円(8:00-20:00頃)(期間:4月下旬〜10月下旬)  特 徴:海抜1400mの高所にある。2003年、久しぶりに行ったらいろいろ変わって      いたので、感想2に記す。混浴露天風呂は、樹海ラインから丸見え。      日本秘湯を守る会の会員旅館  感 想: お湯が甘かった。(^^;       お湯は、淡い緑がかった白で、湯の華が舞う。日帰りの男性は、大浴場      (駐車場脇の内湯)と混浴露天風呂にしか入れない(売店のおばちゃん      談)。売店で券を買い、右手に進むと、別棟に別々の脱衣場がある。男性      用脱衣場から入ると、こざっぱりとした木造の建物で、湯船が6畳くらい      の「大浴場」がある。その片隅のドアをあけると、混浴露天風呂に出られ      る。なお、女性専用脱衣場から木のドアを開けて出ると、いきなり混浴露      天風呂に入っている人の頭の脇に出る。これは、ちょっと入りにくいだろ      うなあと思う。       温泉の上の方を走る樹海ラインからは、この露天風呂が丸見え。しかも、      荒涼とした焼けた山肌を眺めながらの入浴となり、女性は女性専用の露天      風呂に入ったほうがいいと思う。が、日帰りで入れるかどうかは知らない。       大浴場の片隅には、木製の男根がなにげなく立っている。露天風呂にも、      2本立っている。(^^; お湯は浴場の片隅にある、木製の湯だめに流れ込      み、その枠に掛けられた木製の樋から湯船に流れ込む。お湯の温度はそん      なに高くない。あとで見ると、荒れた山肌の上の方にもパイプが延びてい      るので、源泉はかなり上の方かもしれない。       松川温泉のお湯よりおいしかったのが印象的。もちろん、良い天気だっ      たので、とってものんびりした時間を過ごせた。       なお、隣の蓬来荘は開いていなかった。休業?廃業?                        文責:カジパ(1999.8/9入湯)  感想2:実は、前回のあと2回行っているが、書いていなかった。蓬来荘は廃業。       今回は、八幡平散策(40分で頂上付近周遊)のあとで入った。いつもの      通り、車を入れて売店で券を買った。男性用内風呂ができているように書      かれていたので、どのお風呂に入れるのかと尋ねると、どれでもいい、と      のこと。さっそく売店の左側の下駄箱に靴を置き、スリッパに履き替えて      廊下を進む。一度カギ型に曲ると、そこには日帰り客用の入口ができてい      た。そこで入浴券を置き、進むと、スリッパ入れがあり、左が男性内風呂      および男性露天風呂、右が女性用。のれんをくぐって、脱衣場で20ほど      あるカゴに衣服を置いて内風呂へ。左右に計4つのカラン。真ん中に1間      ×2間の小さな湯船。お湯は升の中のものに限り飲泉可能。飲むと、硫黄      だわ。(笑)湯船を渡って、正面にあるサッシの窓から露天風呂に出る。      こちらは1.5間×2間。どう見ても素人が作った木の柵があるのみ。駐車      場から丸見え。(笑)でも、裏岩手山が望め、これを見たかったー。以前      は女性だけのものだったのだ。       東側の風呂を出て、また廊下を戻り、下駄箱で温泉の下駄を借り、その      まま進んで混浴に入る。下駄は、入浴券を払った証拠(かな?)。混浴の      内風呂は空いていた。湯の熱さといい、雰囲気といい、ここが一番落ち着      く。聞けば、昭和初期のままの建物なんだそうだ。その一角から、ノブの      抜けそうなドアを引き、露天風呂に出る。屋根も無ければ壁もない。アオ      モリトドマツやクマザサの間に焼けた地面と噴煙が見える。ふと見ると、      そこから下に、石で囲まれた地掘りの露天風呂がしつらえてあった。       愛媛県から来たという年配の団体さんが、まるで高校生の修学旅行のよ      うにはしゃいでいた。今回の旅は、もうこの地掘りの温泉に入れただけで      満足なんだそうだ。彼らが出るのを待って、私も入ってみた。直径2メー      トル弱で、まわりは丸い石を積んである。底は砂利。周辺には硫黄の結晶      が泥のように堆積して、かなり熱くなっていた。底も、ところどころが熱      く、地面の熱でお湯が温まっているのがわかった。これはいい。       そこを出て、内風呂に戻ると、お湯の調節をしている従業員の方がいた      ので、この地掘りの露天のことを聞いてみたら、自分が掘ったとのこと。      底はコンクリートでも?と尋ねると、木の板を敷いてあるとのこと。しか      し、だんだん砂利が溜まって今のようになったと。小さなものは掘ってい      たが、テレビで全国放送されてからお客さんが増えて、今年になって広げ      たのだそうだ。祝日でなくても家族連れなどが来て喜んでいると、うれし      そうに笑っていたお顔が印象的である。こういう、お風呂を愛している従      業員がいる温泉が、本当に良い温泉だと思う。さらに、日帰り客が入りや      すいように玄関を別にし、男性も東側の景色を楽しめるように、内風呂と      露天風呂を開放したとのことであった。おかげさまで私も楽しめました、      ありがとうございました。と素直な気持ちになって、湯船から出た。       そうそう、外で温泉卵を作ることもできるし、今回は源泉を溜めている      ところまで登っていった。風が冷たく、もうすぐ紅葉が始まる季節になる      ことを告げていた。                           カジパ(2003.9.23入湯)      

●八幡平観光ホテル(八幡平温泉)  場 所:岩手郡松尾村緑が丘5-2-1      アスピーテライン入口(けっこう山の上)です。  連絡先:019-622-2111(盛岡案内所)、0195-78-2211(ホテル)  泉 質:低張性弱アルカリ性(緑色のお湯)  内 容:大浴場、男女別露天風呂  料 金:大人800円、小人500円(10:00-20:00)  特 徴:玄関の近くで温泉卵を売っている。  感 想:内湯はあまり手入れされていなかった。露天風呂があるらしい。      最近建物が新しくなったらしい。。

●みどりの湯 グリーンスパ(八幡平温泉)
内風呂写真  場 所:岩手郡松尾村緑が丘5-2-1      アスピーテライン入口の、八幡平観光ホテル隣  連絡先:0195-78-2211(八幡平観光ホテル)  泉 質:源泉は、八龍の湯。      含硫黄-ナトリウム・カルシウム-硫酸塩温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)      泉温:93.0℃、pH7.7、ラドン0.41*10~10、Na:630.0、K:13.9、Mg:5.5      Ca:166.8、Fe:2.3、Mn:0.5、Al:0.7。F:2.0、Cl:62.8、HS:22.7、      SO4:1478.0、HCO3:245.1、メタ珪酸:145.0、メタホウ酸:18.9、      遊離CO2:37.2、遊離硫化水素H2S:5.1。成分総計:2.837g/kg。  内 容:男女別内風呂各1、男女別露天風呂各1  料 金:大人500円、小人300円(8:00-20:00)。が、ホテルのフロントを通せば、      24時間いつでも入れるとのこと。  特 徴:お湯が緑色。ただし、国見温泉ほど透明感はない。  感 想:新しく作って数年とか。時間が夕方だったせいか、とても空いていた。      お湯は掛け流し。ただし、注ぎ口が湯面と同じところにあるので、湯船の      表面のみ熱い。それは、受付で「かきまぜてください」と言われた。      やや油臭があり、口に含むと甘い。湯上がりはとてもすべすべになる。      露天からはただ山の景色と木が見えるだけ。しかし、広いので解放感は      ある。比較的ぬるいので、じっと心を落ち着けて入っていられる。湯船の      場所によって湯温が違うので、好きなところに入ればよいと思う。      ここの休憩所(無料)は、ガラス張りで、下には季節によって色が変わる      と言われる五色沼が見える。また、岩手山、姫神山も遠くに見える。      昼なら、ホテル前の露店で適当なものを買って小昼にすれば良いし、今日      は、ブドウ、ナシ、リンゴ、キノコ、アケビなど、季節の産直、山の幸も      出ていた。                          カジパ(2003.9.23入湯)

松川温泉

◎松尾村からもっと山奥に入ります。温泉の近くからは八幡平樹海ラインを通って、  八幡平頂上付近(秋田県境)のアスピーテラインに出ます。  硫黄泉。白いお湯です。近くに地熱発電所があります。  公共交通として,冬はレトロなボンネットバスが東八幡平交通センターから発車し  ます。 ※松尾八幡平観光協会:0195-78-3500
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●峡雲荘(松川温泉)  場 所:松尾村寄木松川  連絡先:0195-78-2256  泉 質:単純硫黄泉(硫化水素型)「駒鳥の湯」  内 容:室内風呂が男女各1、混浴(時間で男専用)露天1,女性専用露天1。  料 金:大人(中学生以上)400円、小人(5歳以上小学生)200円(8:00-20:00)  特 徴:白い温泉につかりたいときはここに行きます。内風呂は古い。      露天風呂で、CMに出演したここの宿の方と出会って感動しました。      冬季は露天はぬるくて入れませんでした。入れないと書いてあります。      (日本秘湯を守る会会員の旅館)  感 想: ボンネットバスに乗って、一人で行きました。       盛岡から行くと、東八幡平リゾートスキー場の東八幡平リゾートホテル      の玄関前で、ボンネットバスに乗り換えます。このバスは「樹氷号」昭和      46年いすゞ製。41人乗りって書いてあったけど、座席は9つ。うち一つは、      なんと運転席のすぐ横で、運転席の方を向いています。バスは4輪駆動で、      すべてに滑り止めのチェーンを巻いています。       13時24分、ホテル前を出発。乗客は、僕と、峡雲荘の若い職員だけ。      運転席の後ろには、スコップ(雪かき用?)と土のう(脱出用?)と柄の      長い金づち(氷を砕く?)が置かれています。そして、街の中と同じバス      カード利用機。アンティークな中に、しっかりと現実が紛れ込んでいます。      バスが走りだすとすぐに、その振動で耳がくすぐったくなります。同時に、      機械油のにおいとすごいうなりが私を包みます。しゃらしゃらしゃらと、      懐かしいチェーンの音も聞こえます。       雲一つ無い晴天の下、バスは裏岩手山の男性的なごつごつした山容を左      手に、山を登っていきます。雪が少ないせいか、バスから積雪の上が見え      ます。小動物の足跡もいくつか見えます。この先には、温泉と地熱発電所      があるだけなのです。バスは「松川温泉行」。終点は峡雲荘です。その手      前に、「松楓荘入口」と「松川荘入口」のバス停がありますが、どちらも      バス停から少し歩かなければなりません。きちんと除雪してありますが、      元々の目的地が違う私は、普通の靴しか履いていないので、峡雲荘に入る      ことにしました。13時43分到着。僕はリゾートホテル前から乗ったので、      270円でした。帰りのバスは14時50分発です。約1時間あれば、私はゆっ      くりできます。       カウンターで400円を支払って、右手奥の浴場に向かいます。まずは混      浴風呂の入口。次に温泉表が手書きの毛筆でしっかりと書いてあります。      もちろん、効能中心です。その向こうに男性浴場入口。そして奥が女性浴      場入口です。       お風呂は4間四方の広さに扇型の湯船があり、端っこではお湯が岩を伝っ      て湯船に流れ込んでいます。やや青みがかった白いお湯です。自分の足の      先は見えません。そして、熱い。しかし、深さによって湯の温度が違うの      です。表面は熱く、底の方はそうでもないのです。みんな、その熱いお湯      に、息を止めて入り、そうっと肩まで浸かって、大きな息を吐いています。       僕はまず湯船に座り、足だけ入りました。次におへそまで。1分後手を      上げると、湯に浸かっていたところだけ真っ赤になっています。そしてそ      れは徐々にピンクと白のまだらになっていきます。なぜか石鹸はよく泡立      ちました。洗い場には水の蛇口しかないので、みんな、湯船のヘリに座っ      て、湯船からお湯を汲んで体を洗っています。結局、湯船のへりに座って      ストレッチングをしたり、少しだけ湯に浸かったりして出ました。その後      目的の露天風呂に行ったのですが、とてもぬるくて入れそうにありません      でした。ロビーでしばらく休んで、バスに乗って帰りました。そして、次      は最初に入ろうと考えていた、八幡平リゾートホテルの温泉に行きました。                        文責:カジパ(1999.2/19入湯)  感想2: 実は、うちではもう何度もここに行っています。うちのかみさんが、こ      こをとても好きだからです。理由は、女性専用露天風呂があることと、そ      れがとてもいい雰囲気だからなのだそうです。女性専用露天風呂は、建物      の一番端っこにあって、大きな岩が趣味良く配置されているのだそうです。      混浴の露天風呂もそうですね。それから、女性のお風呂に行くために、男      性の裸を見なくてもすむというのが安心できるそうです。このあいだ行っ      た秋田の乳頭温泉卿にある鶴ノ湯でも、混浴の風呂のすぐ脇を通れなくて      女性専用露天風呂に行くのをためらっていました。女性専用露天風呂は、      松川荘にもありますが、松川荘の方は、女性専用内風呂入口が玄関正面で、      しかもくもりガラスだから、脱衣に安心できないこと、女性専用露天風呂      に行くためには男性(混浴?)露天風呂の脇を通らなければいけないこと、      及び、男性露天風呂から女性露天風呂が覗けることがネックになっている      ようです。       それにしても、ひと昔前の道路状況とは見違えるようによくなって、温      泉を間違えることがなくなりました。(^^;       今回は、まず混浴露天風呂から。入るなり耳をつんざくばかりの蝉時雨。      ここの露天風呂には四季を通じて通いましたが、季節の特徴をとてもよく      感じられます。もう娘も一緒に入らなくなってきたので、ほんとにのんび      りと温泉を楽しめるようになりました。                        文責:カジパ(1999.8/9入湯)  ここも何回も行くのですが・・・       感想を書いていませんでした。もちろん、かみさんがここを好きなの      です。温泉を銭湯にして育った彼女ですから、温泉を見る目は厳しいです。      さて、報告しないうちに、内風呂が新しくなってしまいました。以前は      丸い感じの湯船だったと思うのですが、今は四角になって、体を洗うため      のお湯が丸太を半分にして中をくりぬいた大きな容器に溜まるようになっ      ています。でも、その前でおじいさんがじっと佇んでいると、誰も体を洗      うことができません。今回はお湯が温くて、みんなびっくりしていました。       混浴露天風呂で、若いカップルと遭遇しました。知らずに入ったカジパ      は、Uターンしました。(笑)女性専用露天風呂より混浴に入りたいわけ?      いいなあ、そういう彼女。(爆)                         入湯日:2002.8.17 カジパ  温泉フォーラムのオフのあと、入りに来ました。      今回は、ボンネットバスが来ていましたので、
ボンネットバスの写真を      載せました。                         入湯日:2003.3.22 カジパ
●松川荘(松川温泉)  場 所:松尾村寄木松川   連絡先:0195-78-2255  泉 質:単純硫化水素泉(緩和性低張微温泉)  内 容:室内風呂が男女各1、露天が各1。  料 金:大人300円(7:00-20:00)(たぶん400円になっていると思う)  特 徴:露天風呂が広い。

●松楓荘(松川温泉)  場 所:岩手郡松尾村寄木1-41  連絡先:0195-78-2245 FAX:0195-78-3053  泉 質:酸性単純硫黄泉(硫化水素型)      泉温63.5℃。pH2.7。陽イオン計87.6mg/kg, 陰イオン計367.9mg/kg.      パンフレットには泉温84℃、単純硫化水素泉と書いてあるなあ。  内 容:室内風呂(やや緑白色)が男女各1、混浴露天(薄緑白色4m*4m)1。      川向こうに岩風呂(3m*3m*3m)薄青白色。      客室数は和室23室。収容人員80人。  料 金:大人400円、5才-小学生200円(98年8月より)(8:00-20:00)  特 徴:岩風呂。日本秘湯を守る会会員の宿。開湯は1743年8月6日。  感 想:やっと岩風呂に入った。      娘を連れて行った。玄関で料金を支払い、廊下をしばらく行くと、自動販      売機があるところで2階への階段があり、その先に岩風呂への出口がある。      旅館のぞうりに履き替えて、松川にかかる橋を渡り、右側(上流)に通路      を歩くと、崖の岩に囲まれた岩風呂がある。岩風呂の上にコンクリートの      屋根をかけ、下は板を敷いてあった。       着替えはまったく風呂の脇で行う。僕らが行ったときには、神戸から来      たという、少し年上のご夫婦が入っていらっしゃった。遠慮したが、どう      ぞ、とおっしゃるので、入らせてもらった。奥様が着替えする間、ご主人      と少しお話をした。泉温が高いので、冷水がじゃぶじゃぶ入っている。       その後混浴の露天風呂に入った。脱衣場は別になっており、風呂の一部      も板で仕切られている。かけ湯や体を洗うことくらいはできるスペースが      それぞれにある。ここは、眺めがいい。風呂のふちが低く、すぐ下に川が      流れるのが見える。10月末で紅葉は終わっていたが、この露天風呂はお勧      めである。ただし、熱い。ここも水が入っていた。       内風呂は、さすがに湯あたりしそうなので入らなかったが、男女のしき      りの部分に、大きな岩があった。湯が緑っぽいのは、かき混ぜていないた      めに湯の花が舞い上がっていないせいか?いずれにしても、とても濃い感      じのする温泉である。      建物の廊下の脇には、きっと配管が走っていて、その上を木の板で囲って      あるのだが、座ると温かい。「湯治場」という感じのする宿だった。      水沢からきたばあちゃんは5日滞在しているそうだ。湯治したいなあ。                         文責:カジパ(1998.11.2)

●営林署松川自然休養林野営場(キャンプ場)の温泉(八幡平温泉)  場 所:松尾村寄木松川国有林  連絡先:0195-78-3462(林野弘済会青森支部岩手出張所)  泉 質:昭和46年10月22日の温泉分析表だった。イオンのリストも少し違う。      マグマの湯。単純硫化水素泉(緊張性低張高温泉)      pH6.1。泉温:68℃以上。総成分量:141.7(うーん、単位が。。。)  内 容:男女各1(内風呂)  料 金:大人400円、中学300円、小学150円。      朝9時から掃除なので、それ以外の時間帯は、常識の範囲内で、しかも      夜は静かにお願いします、ということでした。  特 徴:キャンプ場内の温泉に歩いて行って入れる。施設はかなり古い。      でも、とってもありがたい。(^^)  感 想:今回は2度目です。最初はキャンプしたときでした。       今回は、松川温泉の帰りに、温泉だけ入れるということだったので、      受付でその旨お話して、車を適当なところに停めて入りました。       カランは6つ。蛇口のみで、シャワーはありません。お風呂は岩風呂      で、浴槽側の壁は溶岩です。お湯はやや甘味がある、ちょっとだけ白濁      した硫黄の温泉です。マグマの湯ってのは、下の東八幡平温泉郷に供給      されているお湯ですね。これは、松川温泉とは明らかに違っています。      もちろん掛け流しです。飲泉できます。ただし、コップはありません。      流れ出る熱いお湯に、冷たい水がホースでじゃあじゃあと加えられてい      るのは、雑ではあるけど本物の温泉を使っているのが明白です。       なお、キャンプには予約はいらないとのこと(100張)。木製のデッ      キもいくつか用意されています。(大人500円、中学生300円、小学生      150円)ケビンは畳敷Aと、板張りBがあり、予約が必要です。(ケビ      ンA:5400円。ケビンB:3400円。15時から10時まで)期間は5月      から10月31日まで。                         入湯日:2002.8.17 カジパ

八幡平温泉郷

◎松尾村にある温泉を紹介します。ここは温泉だらけです。ここにある別荘(私の  じゃないよ)によく入るので、他の温泉にはあまり行っていません。  硫黄泉。白い、、か、白っぽい。  東北自動車道西根ICから15分、松尾八幡平ICから10分。東八幡平交通センターが  バスセンター。盛岡駅からは岩手県北バス八幡平線で、1時間20分。 ※松尾八幡平観光協会:0195-78-3500
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●八幡平ハイツ  場 所:松尾村寄木1-590-4  連絡先:0195-78-2121  泉 質:たぶん単純硫黄泉(このあたりはみんなそうだから)  内 容:大浴場、サウナ、身障者用浴場  料 金:大人500円、小人250円(8:00-20:00)  特 徴:浴槽は広い。ちょっと熱い。テニスコート有り。身障者用浴場有り。

●八幡平リゾートホテル  場 所:松尾村八幡平温泉郷  連絡先:0195-78-4111  泉 質:単純硫黄温泉(硫化水素型)(低張性弱酸性高温泉)      八幡平温泉マグマの湯      泉温:68℃(13.0℃)。pH5.6。      陽イオン計10.8mg/kg, 陰イオン計27.4mg/kg。成分総計0.106g/kg.  内 容:大浴場、サウナ。  料 金:大人600円、小人300円。(9時-11時と16時-17時は清掃のため入れません)  特 徴:眺めが良い。  感 想:2面が総ガラス張りで、八幡平の景色が遠くに見え、とても爽快な気分に      なれた。ただ、脱衣場は、リゾートスキー場の一部リフトから丸見えじゃ      ないのかなあ。一日の朝晩で男女浴場が変わるらしい。       お湯はそんなに白くなく、温度もややぬるめにしてあった。ゆっくりと      つかると、疲れがとれそうだ。夕日がジェットバスの起こす波にゆれて、      とてもゴージャス(死語?)な気分になれた。                      文責:カジパ(1999年2月19日入湯)

●いわて生協保養所からまつ山荘(八幡平温泉(マグマの湯))  場 所:岩手郡松尾村大字寄木(0195-78-2687)  連絡先:019-687-1321(いわて生協総務部)申込時にバーベキューか和食を選ぶ。  泉 質:単純硫黄温泉(低張性弱酸性高温泉)(硫化水素型)(白くない)      泉温:68℃。pH5.6。陽イオン計10.8mg/kg, 陰イオン計27.4mg/kg.  内 容:内風呂男女各1。男(湯船は4人位)女(同3人位)      7室34人。食事はバーベキュー室か、食堂あるいは大広間(和食)  料 金:1泊2食大人平日5300円。日祭日の前日5800円      入浴のみ大人子供とも300円。休憩付き800円。(10:00-15:00)      暖房費一人300円(10月ー4月)  特 徴:和食か焼肉か予約時に選ぶ。八幡平リゾートスキー場に近い。  感 想:和食の食事が値段の割にいい。男風呂からのながめは最低。。(^^;      1998年10月29日に宿泊したので、感想をば。。      いつもは、団体で利用しているが、今回は、私の体が限界に来たので      家族を連れて平日に利用した。大人5600円、6才4600円(暖房費込み)      ビール一本を頼んで合計17115円。夕食は、刺し身、鍋、天ぷら、焼き      魚、茶わん蒸し、サラダ、漬物、先付みたいなもの、みそ汁、ご飯、      と、非常に多彩かつ大量。食べきれなかった。(^^;ニジマスの刺し身と      焼き魚がこの温泉地の名物である。      宿泊は我々だけだったので、小さいほう(女性風呂)を家族風呂として      使わせてもらった。女性風呂のほうは新しく、景色もまあまあだった。      最近になって、男性用の大きな風呂を、午後7時から9時半まで女性      専用にしたそうだ。チェックイン3時、チェックアウト10時。      朝食はこれまた多く、やはり食べ残してしまった。      かみさんは話だけ僕から聞いていて、初めて来て感動していた。来年も      この時期はここだそうだ。(^^)                        文責:カジパ(1998.11.2) 感想その2:今年も、団体で来た。と言っても12名。一昨年までは20名以上が参加      していたのに、うそのようだ。焼肉の部屋で一緒に和食を食べた。風呂は      相変わらずいいお湯で、3回入った。体の中から、今までの疲れがじわじ      わと出ていくようであった。この日は、峡雲荘にも、八幡平リゾートホテ      ルにも入ってきて、温泉三昧ができた。仕事で行ったが、まるで休日のよ      うであった。(子供の世話をしなくていいだけ疲れが違う)                      文責:カジパ(1999年2月19日入湯)

西根(岩手山東麓)

◎国道4号線から離れ、282号線沿いにある温泉たちです。  お湯はだいたい透明です。少し硫黄の香りがします。 ※西根町役場・商工観光課:0195-76-2111
西根町のページ 西根町発宿泊情報
●焼走り温泉(ふれあいの湯)  場 所:岩手郡西根村平笠24-728       車でR282を北上。西根IC手前の三差路(右手に看板有り)から左折して      入って、岩手山焼走り国際交流村の看板通りに進む。  連絡先:0195-76-2013(代)  泉 質:ナトリウム・カルシウム・硫酸塩塩化物泉(低張性弱アルカリ性温泉)      泉温36℃(気温21.4℃)、pH8.1  成分総計:1.0805g/kg  内 容:男女内風呂各1、サウナ付き  料 金:大人500円、小学生250円。(営業時間は忘れちゃった・・)      西根町民には割引券を2回目から発行します。  特 徴:近代的設備、岩手山が見える。  感 想:実は、下の旭日之湯のあとに行ったので、ごく普通のお風呂にしか思えな      かった。泉質も普通の家みたいだし、沸かし湯だし、浴槽がそんなに広い      わけではないし。      場所は、焼走り国際交流村の山側をさらに削って作られている。また、そ      こに続く道路は、4年前には紅葉のトンネル状態だったのに、今はでっか      いバスも楽に通れるほど切り開かれている。これはいったい何なのだ。少      なくともこのリゾート開発っぽい自然破壊は好きになれない。これなら、      盛岡市内の銭湯のマースに行ったほうがましだ。      入浴券は券売機で買って(1万円の両替機もある)、フロントに渡す。      長い廊下を歩いた先に男女浴室がある。かみさんは、脱衣場のベンチの材      質でアレルギー(花粉症)を起こしたようだ。      風呂の高い窓の一部から岩手山がどーんと見える。これがここのウリだろ      うと思う。泉質や山の中の雰囲気を求めて行く温泉ではないと感じた。                         入湯日:1999.11.6 カジパ

●旭日之湯(あさひのゆ)(八幡平南温泉)  場 所:どこでしょう。。。(?)       車でR282を北上。西根IC入口を過ぎ、次の小さい信号を左折し、旭日之      湯の看板通りに進む。途中で岩手山国際交流村の看板があるが、そこは無      視してまっすぐ進むこと。  連絡先:0195-75-2340  泉 質:アルカリ性高温泉      泉温:45℃、pH7.5、成分総計:1.2346g/kg、湧出量:300L/min      なんとなく泥臭いにおいがする。味は甘い。  内 容:内風呂男女各1(浴槽は2*1.5m, カランが3つ。  料 金:大人450円、小学中学200円。(9:00-22:00)、定休日:第2・4火曜日      1泊2食4800円!  特 徴:地元の人専用の感じがする温泉。      11月10日新装オープンで、それは近代的なお風呂をもう1つ作って、      今までの風呂と男女を日替わりで運用するらしい。  感 想:この道でいいのかなと進んでいくと、鴨がいるどぶ池があって、その上の      高台に温泉の建物が建っていた。      地元の人が入っているらしく、雰囲気がのんびりしている。お金を払って      入ると、脱衣場にはカゴが9つ。とても狭く、おまけに一部廊下から丸見      え。で、浴槽は広くないが、お湯はとうとうと流れ出している。      お湯のにおいは、その池のドブ臭いにおいと似ているので、飲むのに少し      勇気が必要だった。が、飲んでみると、臭くなく、甘味があった。しばら      く入っていると、これはなかなかいいお湯なのではないかと思うようになっ      た。出てしばらくしてから、皮膚がつるつるしてきた。      11月10日に新装オープンする(奥に風呂を作っている)らしいので、      また行ってみたくなった。最初に気に入らなくて、入ってみたら気に入っ      てしまった。不思議な温泉だ。                         入湯日:1999.11.6 カジパ

●ゲンデルランド(西根温泉)宝の湯  場 所:西根町大更18-88-208        車でR282を北上。西根IC入口を過ぎ、下がって上がったら左折。  連絡先:0195-75-1515  泉 質:含硫黄・ナトリウムー塩化物泉(低張性弱アルカリ高温泉)  内 容:13種の浴槽  料 金:大人1200円(24時間)。ただし深夜(0:00-5:00)は+700円。      2002年入湯時は、午前4時-9時は大人680円、小人340円。午後もあっ      たが忘れました。  特 徴:何も持って行かず、中でアロハに着替える。レストラン、仮眠室、映画      喫茶などが完備。ほぼ年中イチゴ狩りができる。プール、ゲートボール、      テニスもできたと思う。しばらく我が家の定番でした。       仮眠室だと安く泊まれるので、スキー客がたくさん利用していました。  感想2:2002年2月10日入湯。      徹夜仕事明けで朝8時前に到着。9時までなら680円ですがどうしますか      と言われたけど、ゆっくりしたいので1200円払って入りました。玄関を      入るとすぐ左手の靴箱に靴を入れ、靴箱のキーをフロントに出し、ロッ      カーの鍵を受け取ります。入浴料はこのときに支払います。館内での各種      料金の支払いはキー番号で行い、帰りに精算します。       お風呂は、やや塩素の匂いがしました。当然循環湯です。露天風呂も、      ぬるい浴槽がありますが、ちゃんと入れました。気温は-6℃。湯上がり後、      朝食を取ろうと、「ねまるべえ」(休憩兼食堂)に行ったのですが、朝9      時までは朝定食(バイキング)800円、ということで、やめました。しか      し、9時過ぎに単品を頼もうと入ったら、食事がでされるのは11時とか。      ということで、がまんせざるを得なくなりました。昨日は、一日でカップ      ラーメン1個しか食べていないので、もうへろへろ。仕方ないので、この      時間に仮眠室に入ろうと思ったら、9時から10時までお掃除。はあ。。      ということで、缶ビール買って、廊下で呑んでました。11時過ぎに、      「ねまるべえ」に入って週替わり定食を頼もうとしたら、土日祝日はやっ      ていないとのこと。焼き魚定食を頼みました。もうさんざんでした。       ここは、安比スキー場にも近く、朝はスキー場に行く人がいっぱいいま      した。そのせいか、お湯もあんまりきれいでない日に行ってしまい、少し      後悔しました。                         入湯日:2002.2.10 カジパ

●いこいの村いわて(焼走り温泉)  場 所:西根町平笠24-1-4  連絡先:0195-76-2161  泉 質:  内 容:大浴場、サウナ  料 金:大人520円、小人310円(11:00-19:00)  特 徴:行ったけど覚えていません。ロビーだけ覚えている。。      温水プールがあるためか、子供連れが多い。野外施設は豊富。スキー場、      野球場、体育館〔人工芝)、テニス、ゴーカート、アーチェリー等。

●ユートランド姫神  場 所:岩手郡玉山村大字下田字生出893-11 西根ICから6分。盛岡駅から30分。  連絡先:019-683-3215、FAX:019-683-3260  泉 質:単純温泉(低張性弱アルカリ性温泉)      pH8.2、総成分量0.5614g/kg、  内 容:大浴場(1日ごとに男女が交代)、露天風呂、サウナ  料 金:大人500円、小人250円(10:00-22:00)(21:00受付)  
ホームページ  特 徴:新しい。産直センターや宿泊室、食工房などがある。姫神山と岩手山が      180度で展望できる。  感 想:FTOHOKUのSysOpのみるきいさんに先を越され、娘と慌てて行ってきま      した。いやあ、お湯はなんとも特徴のないお湯で、これならうちと同じ      だなあという感じ。当日は姫神山が眺められる純和風の大浴場「姫神」      だったのだけど、浴槽が広くて気持ちよかった。また、露天風呂はウッ      ドデッキが浴槽の上までのびて、まわりに山などのさえぎるものがない      広々としたところでの昼寝は最高。浴槽はタイルで、ちょっとプールの      ようであった。あ、塩素の匂いがした。また、当日は、カランの湯が      ほとんど水だったが、事前に一人ひとりの客に、今沸かしていることを      伝え、さらに出るときにも、湯加減を尋ねられた。めずらしく若い従業      員の接客態度がしっかりしていると思った。                         入湯日:1998.9.5 カジパ  実は・・・・       ここはよく行くし、毎年、ある研究会の会場としてここを使っている      ので、感想をさぼっています。成分表もどこかにメモしているのだけど、      どこかに行っちゃったなあ。。                   とりあえず 入湯日:2002.8.7 カジパ