2005年春のカジパ家のバラたち



2005年は、桜の遅い年で、連休がちょうど見頃となりました。
カジパは年を追うごとにどんどん多忙になり、バラの世話ができません。
また、どうしてもメールチェックしてしまうので、早朝起きられず、また、夜も
いつまで寝ているのかわからない状態です。そして精神的に参ってしまって、
毎晩続く会議に出られない週もありました。
そんななか、5月22日に、礼拝を休んでしまい、そのときにローゼンドルフ
シュパリースホープの鉢替え(実際には同じ鉢)をしました。
今回はその記録です。




ローゼンドルフシュパリースホープ。
全然伸びなくなっていた。そして、鉢は水が引かない状態。黒い泥のような土が覆っていた。
これは2003年のメモですでに育ちが悪いこと、水はけのことが書かれている。
本当に2002年から2003、2004と、忙しくなってバラの世話はしていない。
で、昨日土の臭いをかいだら、どぶ川の臭いがしたので、腐敗していることが考えられ、苗を抜いてしまった。そうしたら案の定根はあまり伸びていなく、上の方にしか見られなかった。

一応一晩水に浸けておいて、買って来た土で、同じ鉢だけど植え替えをしようと思った。
この写真は、太い根も含めて切り詰めたところ。上部はほとんど何もしていない。




大きさはこれくらい。
立派な野バラに挿し木してある。




まず、直径40センチ(14号?)の鉢の底に、もともとあったプラスチックの網を置き、その上にゴロ石を置いた。





土は、バーク堆肥(これが未だに何に使うのかわからない。。。)、腐葉土、赤玉(中粒と小粒)、今回買って来たバラの培養土(かなり軽い)。
バーク堆肥は、腐葉土の代わりに入れていたが(本には完熟堆肥を入れるように書いてある)、ちょっと勘違いしているかもしれない。これを入れると、Rシュパリースホープみたいに、水はけが極端に悪くなる。山谷お頭のところで入れてもらった堆肥も、実はあまり水はけが良くないようにするために入れていたものだ。栄養分とともに水はけ調整のために入れているのか。
もしかしたら、これは入れない方が良いのかもしれない。でも入れちゃったけど。いつも思いつきで植え替えをするので、なかなか知識が整理され利用できていない。




赤玉中粒を敷いた。これは鉢底によく敷かれる。水はけは良い。が、だんだん根によって小さくされていくはず。
赤玉の袋には、大粒を鉢の2割くらい入れる、と書いてあった。 が、この上にバーク堆肥を載せる予定なので、下の石が見えない程度にした。




バーク堆肥を敷いたところ。なんだか木のくずもいっぱい入っている。
量は、下の赤玉土が見えなくなる程度。




水を入れて、手でかき回した。感想しているところが全然水を吸わず、かなりかき混ぜた。やっぱりこれは水を通さないんだろうなあ。
定石どおり、上から体重をかけて押し込み、土の間を詰めた。




バラの培養土と赤玉中粒を1体1にまぜて、敷いた。これは、バラの苗を置いて高さを調節し、根を置いて、鉢の少し下に継ぎ目が来るようにした。こうすると、鉢に水がいっぱい入っても浸からないし、土を足して行くことができる。でも、経験からあんまり土を足しても意味がないかな、と思っていたりします。




ローゼンドルフシュパリースホープを立てたところ。これで高さを見る。あとは周りに土を入れて行く。




次に、バケツにバラ用培養土を入れ、2対1くらいの割合になるように赤玉中粒を入れ(全く根拠なし。ちょっと重い方がいいかなと思った程度)、よく混ぜてから苗の周りに土を入れて行った。
土が入ったら、鉢をとんとんと地面に打ち付けては手で押し付け、それを繰り返して土が馴染むようにした。




最後に、水をじゃばじゃば加えて水鉢状態にし、棒で100回以上穴を開けて空気を抜きながら水を入れていった。
水が引いたらもう一度入れて、下の穴から水が出ることを確認。

で、根を切っているので、葉っぱからの蒸散に対しての吸水が悪いはずだから、これらは直射日光が当たらないところに置いておく。


【マダムビオレ】



これは、もらって以来一回も鉢替えしていない。たしか一回しか咲いていない。よく生きていたものだ。
と言いつつ、今回は一応抜いてバラの培養土だけで育てちゃえ。。。




白い小さい(5号かな)鉢に入っていた。根はところどころ玉になって白や黄緑になっていた。これはなあに?
昨年伸びたシュートは枯れていて、今年伸びた芽が葉っぱを6枚。根元にはこけが生えていた。




根をかなり切った。枯れていた枝も切り、コケも落とした。
かなりすっきりした。




これが植えた状態。
ごろた石を置いて、バラ用土を置いて、苗を置いて土をかぶせながらとんとんと詰めて、水を入れて棒で突いた。
隣にある枝は、剪定した枝。さて、ここからどこまで伸びるか。
これも、日のあまり当たらないところに置いています。

【2005年のカジパ家のバラたち】



一部というか、まあ、あとは野バラなのだが、ここ3年、世話をしていないバラたち。




剪定は4月にやったかな。。。
連休にやっとオルトラン(アブラムシよけ)と肥料(油かすや化成肥料やその他いろいろ)をやった。
ここは午前中は日が照らないと思ったが、11時頃には照り始める。あとはずっと日光に当たっている。

手前から、マダムビオレ、クレールマタン?、ニコール、ローゼンドルフシュパリースホープ、ラベンダードリーム、ホワイトメイディランド。
あ、どれがどれかわかる?(笑)

カジパ